X.Orgのクライアントライブラリに17件の脆弱性が公開
X.Orgの複数のクライアントライブラリについて、17件の脆弱性が一度に公開されました。X.Org ServerとXWaylandで12件が公開されてから、まだ2週間たっていません。Waylandのデスクトップでも、XWayland上で動くX11アプリはこれらのライブラリを使っています。Mageiaはすでにlibx11の更新を出しており、ほかのディストリビューションからも順次パッチが届く見込みです。

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X.Orgの複数のクライアントライブラリについて、17件の脆弱性が一度に公開されました。X.Org ServerとXWaylandで12件が公開されてから、まだ2週間たっていません。Waylandのデスクトップでも、XWayland上で動くX11アプリはこれらのライブラリを使っています。Mageiaはすでにlibx11の更新を出しており、ほかのディストリビューションからも順次パッチが届く見込みです。

Linux 7.3は、直前に問題が出なければ10月18日(日)に正式リリースされます。性能面の改善が多く、Valveの開発者による変更もまとまって入りました。96コアのThreadripper PRO 9995WXで行われたベンチマークでも、さらに性能が伸びています。Ubuntu 26.10はこのカーネルを採用済みなので、手元で試すのも簡単です。

10月15日のSteamベータで、Linux向けクライアントが64bit化されました。これまではSteamを動かすためだけに32bitライブラリ一式を入れる必要がありました。64bit化が正式版に入れば、32bitサポートを縮小したいディストリビューションの足かせが一つなくなります。複数の実績をまとめて扱う「Achievement Sets」も同時に追加されています。

Fedora 45の正式リリースは、少なくともさらに1週間遅れます。予定日の判定で、最終版を出せる状態ではないと判断されました。アップグレードを予定している人はスケジュールを見直してください。オンラインのリリースパーティーも、実際のリリース日に合わせて開かれます。

RHELとFedoraは20年以上RPM v4形式を使ってきました。来年のFedora 46では、新しいRPM v6形式に切り替える案が出ています。採用されると、パッケージを作る側のツールや手順に影響が出ます。将来のRHEL系にも関わるので、パッケージを作っている人は今から議論を追っておくと準備しやすくなります。

GNOME OSはこれまで、開発者向けにNightly版だけが配布されていました。新しく出たPreview版は、最新の安定版であるGNOME 51.1から作られ、開発者以外の利用者を想定しています。ビルドの元は、FlatpakのランタイムであるGNOME Platform(org.gnome.Platform)の安定版と同じブランチです。GNOMEを素の状態で日常的に使える環境として、正式な安定版に一歩近づきました。
Kubuntu、Xubuntu、Lubuntu、Ubuntu Kylin、Ubuntu Unityなど、26.10の公式・コミュニティフレーバーが一斉にリリースされました。どれもLinux 7.3とMesa 26.2という共通の土台を使い、Ubuntu MATEも久しぶりに復帰しています。いずれも暫定リリースで、たとえばUbuntu Kylinのサポート期間は9か月です。長期運用するならLTSを選ぶのが無難です。

MicrosoftのセキュリティスイートDefenderに、Linuxデスクトップ版が加わりました。現在はパブリックプレビューの段階で、Microsoft 365 E5などの企業向け契約を前提とした製品です。社内のWindows端末と同じ管理画面でLinuxの端末も扱えるようになるので、Linux PCの業務利用を説明しやすくなります。

Mesaのメインブランチに、Zinkドライバーで動画のハードウェアアクセラレーションを使うための初期実装がマージされました。Vulkan Videoの機能を、アプリからはVA-APIとして使えるようにする仕組みです。Vulkanドライバーさえあれば、既存のVA-API対応プレーヤーやブラウザーでハードウェアデコードを使える道が開けます。

Linux 7.4では、Intel CPUの新機能「Instruction Timeout」が有効になります。開発中は「Notify VM Exit」と呼ばれていた機能です。これを使うと、TDXの仮想マシンが命令を使ってホストを止めてしまうDoS攻撃を防げます。機密コンピューティング向けのVMを運用するクラウド事業者やホスト管理者にとって、防御策が一つ増えます。

自分自身を指すデータ構造は、Rustの所有権のルールではunsafeなしに書くことがほぼできませんでした。Gary Guo氏はKangrejos 2026で、カーネルのpin_initクレートを拡張してこの問題を解決する手法を発表しました。これが取り込まれれば、NVIDIA向けのNovaドライバーなどで、寿命の管理まわりのunsafeコードを大幅に減らせます。
2026年のLinux Plumbers Conferenceで、NFS開発者のJeff Layton氏が、LinuxのNFSサーバー実装の最近の改善点と今後の予定を紹介しました。NFSは歴史の長いプロトコルですが、今も仕様の拡張が続いています。ファイルサーバーやHPCでNFSを運用している人は、カーネルを上げたときに何が変わるかの見通しを立てられます。