Linux 7.4向けのスラブ改修、一部ベンチマークで+22904539.81%を記録
slabのfor-nextブランチに、事前に埋めておいたsheaveをbarnから補充する処理の変更が入った。10月のLinux 7.4マージウィンドウで取り込まれる予定だ。桁外れの数字は特定の合成ベンチマークでの結果で、ほかの指標の改善幅は控えめなので、実際の効果はワークロードによって大きく違う。

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slabのfor-nextブランチに、事前に埋めておいたsheaveをbarnから補充する処理の変更が入った。10月のLinux 7.4マージウィンドウで取り込まれる予定だ。桁外れの数字は特定の合成ベンチマークでの結果で、ほかの指標の改善幅は控えめなので、実際の効果はワークロードによって大きく違う。

GDB 18.1では、デバッグ対象プロセスの環境変数を操作するコマンドが加わった。コマンド履歴をファイルに保存する機能や、新しいターゲットへの対応も入っている。Python APIにも機能が追加されたので、GDBを自作スクリプトで拡張している人はNEWSファイルで変更点を確かめておくとよい。
AMDのオープンソースNPUドライバであるAMDXDNAに、現行世代のNPU3向けの改良がまとまって入り始めた。NPU3はRyzen AI 300およびRyzen AI 300 PROシリーズに載っている。これらのノートPCでNPUを使う場合、メインラインカーネルのままで扱える範囲が広がる。

KDEの開発者は今週、Akademyの開催とPlasma 6.8 Beta 2の公開をこなしつつ、6.8向けの修正を追加で取り込んだ。Plasma 6.9に向けた作業も並行して始まっている。正式版は安定性重視の仕上げ段階に入ったので、ベータを試している人は不具合報告を出しやすい時期だ。

GNOMEの開発者Jordan Petridis氏が、GNOME OS向けの「Toolpak」計画をブログで公開した。GUIアプリに対するFlatpakと同じように、開発ツールやコマンドラインツールを配布・導入するための仕組みだ。ベースシステムを書き換えられないイミュータブルなOSでは、パッケージマネージャーで気軽にツールを入れられないという問題があり、その解決策として注目したい。

Proton Experimentalの最新版では、CrysisとCrysis Warsの不具合が修正された。Valveの旧来のDRMであるCEGで保護されたタイトルの問題も直っている。さらに32bit OpenXRへの初期対応が入り、古い32bitのVRタイトルをLinuxで動かせる可能性が出てきた。
SteamOS 3.9.2 Betaでは、VRR、VRストリーミング、Remote Play、起動時間などに関する修正が全デバイス向けに入った。同じ週末にはデスクトップ・携帯機向けのSteamクライアントBetaも更新され、Remote PlayとLinux版の不具合が修正されている。Steam DeckとデスクトップLinuxの両方でRemote Playを使っているなら、両方のベータで改善を確かめられる。

WispはGNOME Shellの拡張機能で、Btrfsのスナップショットをグラフィカルに管理できる。これまでスナップショットの作成や確認にはコマンドラインやSnapperなどの設定が必要だった。Wispを使えばデスクトップ上の操作だけで扱える。FedoraやopenSUSEのようにBtrfsが標準のディストリビューションでGNOMEを使っている人に向いている。

日曜に出るLinux 7.3-rc5に向けて、グラフィックス/ディスプレイ系のDRMサブシステムに今週は多めの修正が入った。IntelのCrescent Islandの電力ブレーキ関連の修正と、Nouveauの修正が含まれる。AIを使って見つけたバグの修正も目立つ。NVIDIA GPUをNouveauで使っている人は、7.3正式版で安定性が上がる見込みだ。

Eraは「美しく高速」を掲げる、Rustで書かれたGNOME向けの新しいカレンダーアプリだ。ベータ版はFlathubから入手できる。見た目も機能もGNOME Calendarに近く、日付の閲覧と予定の追加・編集という基本はひととおりそろっている。GNOME Calendarの代わりを探している人の選択肢になる。

ValveはSteam Frame向けに、オプトイン方式のSteamOS 0.4.1 Betaを公開した。機能の追加と、日常的に気になる細かな不具合の修正が中心だ。Steam Frameを持っていれば、ベータチャンネルに切り替えるとすぐ試せる。
