systemd v262リリース、単一の静的バイナリとしてビルド可能に
systemd v262が公開されました。systemd全体を静的リンクの単一バイナリとしてビルドできるようになり、小さなコンテナに組み込みやすくなります。ほかにLinux 6.17で入ったカーネルのcoredumpソケットプロトコルへの対応と、OpenSSL 4のサポートが加わりました。
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systemd v262が公開されました。systemd全体を静的リンクの単一バイナリとしてビルドできるようになり、小さなコンテナに組み込みやすくなります。ほかにLinux 6.17で入ったカーネルのcoredumpソケットプロトコルへの対応と、OpenSSL 4のサポートが加わりました。
Linux 7.3のマージウィンドウで、hid-logitech-djドライバにLogitech BoltレシーバーのHID++対応が入りました。ところが先行して7.3を試したユーザーから、Logitech製マウスの不具合報告が相次ぎました。そのため、この機能はいったん取り下げられます。Boltレシーバーを使っていて7.3のRC版でマウスの挙動がおかしくなった人は、この件が原因の可能性があります。

WordPressのget_page_template()関数に脆弱性が見つかりました。条件がそろうと、認証なしの攻撃者がコードを実行できます。修正は最新ブランチに加え、4.7までさかのぼってバックポートされました。フォークのClassicPressも影響を受けますが、こちらはまだ修正版が出ていません。
Radicleのノード間通信で、2つの問題が公表されました。1つは暗号化が想定どおりの秘匿性を持たず、通信経路を見られる第三者に中身を読まれること。もう1つはピア認証の不備で、Node IDを偽装すれば非公開リポジトリを読めてしまうことです。Radicleで非公開コードを扱っている場合は、公式のアドバイザリで対処を確認してください。
FUSEベースのNTFSドライバ、NTFS-3Gの新版が出ました。今回の中心はセキュリティ修正です。Windowsとのデュアルブートや外付けドライブの読み書きでNTFS-3Gを使っているなら、ディストリビューションの更新パッケージを確認してください。

Fedora 45では、インストール時のストレージ構成にStratisを選べるようになります。Stratisはdevice mapper、LUKS、XFSといった既存の仕組みを組み合わせ、まとめて扱えるようにしたストレージ管理ツールです。これまでは導入後に手作業で組んでいた構成を、インストーラから直接作れます。

QualcommはSnapdragon Summitで、Snapdragon X2シリーズ搭載ノートのLinux対応を進めていると説明しました。同じ週には、発表されたばかりのSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6が積むAdreno 850向けに、MSMカーネルドライバのパッチを発表の翌日に投稿しています。先代のX Eliteでは、Linuxで実用的に動くまで時間がかかりました。今回はその遅れが縮まるかどうかが見どころです。

Intelのエンジニアが、dxvk-igdextというDXVK用のコンポーネントを作っています。Direct3D 8〜11をVulkan上で動かす際に、Intel独自のDirect3D 11グラフィックス拡張を使えるようにするものです。Arc GPUでProton経由のWindowsゲームを遊ぶ場合に、互換性や性能が上がる可能性があります。

Debianは、生成AIを責任ある範囲で使うことを投票で認めました。これを受け、Scalewayの資金提供でDebian Inference Portalが始まっています。Debianのコントリビューターは、LLMの推論を無料で使えます。大手ディストリビューションがAI利用を方針として決め、利用環境まで用意した例になります。

AMD系のローカルAIサーバー、Lemonadeの2026.39.1と2026.40 RCが公開されました。AMD APUでのモデルストリーミングの問題が直っています。また、ROCmで動かすOpenMOSSはVulkan版より約40倍遅かったため、提供をやめました。AMD環境でローカルLLMを動かすときにどのバックエンドを選ぶか、判断材料になる数字です。

NVIDIAが、推奨安定版ドライバの595系を595.104.02に更新しました。小規模なメンテナンスリリースです。安定版を追っている人は、ディストリビューションのパッケージが更新されたら入れ替えてください。

ValveがSteamOS 3.8.28 Betaを出しました。同時に全プラットフォーム向けのSteamクライアントBetaも更新され、Remote PlayのPyrowave関連の不具合が修正されています。Steam DeckからRemote Playで遊んでいてトラブルがあった人は、Betaチャンネルで改善するか試せます。
